「珠洲の揚浜天然塩 塩バウム」というお菓子を頂きました。
パッケージには、NHK朝の連続テレビ小説「まれ」のロゴが入っています☆
「まれ」は2015年度4月~9月期の朝ドラとしてただいま絶賛放送中です。
石川県能登地方で育ったヒロイン希(まれ)が、横浜でパティシエ修行をして、地元に帰ってケーキ屋さんをひらく・・・という話です。すいません、かなりざっくりした説明で。
今月で終わってしまうので、ちょうどクライマックスに向けて、終盤のストーリーが盛り上がっているところだと思うんですけどね。
その「まれ」とコラボした美味しそうな「塩バウム」がやってきたので、おかげさまでわが家も大盛り上がりです!!
なぜ「まれ」のロゴが入ってるかというと、これが「LE MUSEE DE H(ル ミュゼ ドゥアッシュ)」というパティスリーで作ってるからなんですね♪
「まれ」の撮影で実際に製菓指導に携わった、辻口博啓さんという方のお店だそうです。

箱を開くと、中ぶたの部分に辻口博啓さんからのメッセージが書かれています。
この塩バウムに使用されている塩は、なんとも珍しい、能登の揚浜天然塩だそうです。
この天然塩、朝ドラ「まれ」にも出てきましたね。能登にやってきた小学生の希。その一家を住まわせてくれた大家さんというのが、揚浜式塩田の職人さんでした。
揚浜式というのは塩田に海水を撒いて、炊き上げて塩を作るそうなんです。熟練の職人による日本最古の伝統製法らしいですね。
この「塩バウム」は「まれ」の登場人物のモデルとなった角花豊さんの塩を使用し、それを生かすことにこだわり抜いたようです。
メッセージからは、素材をとても大切にしていることが伝わってきます。
珠洲の揚浜天然塩 塩バウム キャラメルオレンジ
北陸新幹線開業、NHK朝ドラの「まれ」の巡り合わせもあり、世界農業遺産「能登の里山里海」で揚浜式製塩法を今に伝える塩士(しおじ)、角花豊さんと出会いました。
石川県能登半島珠洲の自然豊かな海の水を精魂込めて窯で炊き上げ、丁寧に作った揚浜天然塩に敬意を込めてつくり上げた、「塩バウム」。
香ばしく焼き上げたキャラメルの旨味と爽やかなオレンジの香り、微かな塩味がアクセントになり、口の中に広がります。伝統的なハードタイプのバウムで芳醇な香りと味わいをお楽しみ下さい。
箱のなかからはバウムクーヘンと、辻口博啓さんのお店やプロフィールを紹介するリーフレットが出てきました。
北陸の雪景色をバックににこやかに微笑む辻口博啓さん。なかなか男前です。


大きさは・・・ちょっと小ぶり、かな?
よくあるお土産用のバウムクーヘン、例えばユーハイムとかクラブハリエとかの一箱を想像してもらうと、その半分ぐらいの量かなと思います。
食いしん坊さんなら、一気にパクパクッ!とふた口ぐらいで終わっちゃうんじゃないかな、って感じですけど(笑)
貴重な天然塩が入ってるんですよー!めちゃめちゃ味わってちょっとずつ食べたいところです!!
外側には砂糖のコーティングがかかっていますね。
形に沿って、3つに切り分けてみまーす。

やわらかいですねー。断面がスパッ!と切れなくて、バウムクーヘンの年輪がほろほろーって感じになりました。
口に入れたらやわらかな優しさ。そしてオレンジの味がいっぱいに広がります!!
この「塩バウム」の味のポイントは、天然塩と、キャラメルと、オレンジ。3つあるんですけど、最も強く感じるのがオレンジなんです。
アクセントに固形のオレンジピールでも入ってるのかな?と思ったんですけど、それが全くないんですよね。
生地に練りこむだけでこんなにハッキリとオレンジの風味を感じさせるなんてすごいなぁ。
逆に、天然塩とキャラメルに関してはその存在がけっこう控え目だなぁと思いました。それぞれが主張しすぎず、うまくバランスを取っているんですね。
素材へのこだわりに高級感あふれる「塩バウム」でした。
ありがとう辻口博啓さん!ありがとう塩田職人の角花豊さん!!

ちなみにこの「塩バウム」は北陸旅行のお土産ということで頂きました。
実は能登じゃなくて、金沢市内のデパートで買ったそうなんですけど、聞くところによると、北陸新幹線が開通して「まれ」効果もあって、観光客が殺到してるみたいですね。
金沢はもともと古い街並みやお城などがあって趣のある都市なんですけど、特に新幹線ができてからは、宿泊施設が予約いっぱいになってしまって取りづらくなってしまった・・・というような話を聞きました。

そんな話聞いちゃったら、ますます旅に出たくなりますねー。
落ち着いた頃にぜひいちど、訪れたいものです!!